『安心な認知症 マンガとQ&Aで、本人も家族も幸せになれる!』
この本のタイトルを見て、医療・福祉のプロや実際に認知症介護の経験がある人ほど「ホンマかいな!?」と思ったのではないでしょうか。私は、デイサービスで働いていたこともあるのですが、いつでも安心な認知症の人はそうはいませんでしたから。
本の帯にもある通り、これは「認知症にならない本」ではありません。また、「認知症が治る本」でもありません。もしそんな本があったら、信用できませんので買わないほうがいいです。
個人的には、これから介護をするかも知れない人や過去に介護を経験したことのある人が読むと良い本だと思います。事前準備や声かけの工夫でうまくいくことがあるのは確かなので、冷静で時間のあるときにこそ、このような本に目を通しておくと良いと思います。
今、介護の真っ只中にいてお悩みの方は、本を読んで自分で何とかするよりも、周りを頼ったり、「地域包括支援センター」などの専門機関に相談したほうが良いです。(「ソーシャルワークいきるば」でも相談できます!)
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繁田雅弘著(監修) 『安心な認知症 マンガとQ&Aで、本人も家族も幸せになれる!』
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