『映画を撮りながら考えたこと』

　私は映画には疎いので、是枝監督のことも「社会派」という印象くらいで、詳しくは分かりません。

　しかし、何かを世に問い、理解や関心を持ってもらうことの難しさなら少しは分かっているつもりです。映画の場合、演出ありきになりますから、どのようにリアリティを持たせるかのさじ加減も難しいと思います。

　自分で社会起業をしてからは、それで“メシを食っていく”ことの厳しさも実感しています。

　この本のタイトルは、「映画を撮りながら～」ですが、中を読めば“撮る前”から考えていることがよく分かります。映画や是枝監督のファンでなくても響くものがあると思います。

　ご参考までに、是枝監督が今年の早稲田大学入学式で新入生に送った言葉が全文公開されていますので、興味のある方はご覧ください。⇒ 是枝監督祝辞全文（PDF）　

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